ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

大掃除

今年もあと僅か今大掃除

ジャジャミーナに先立たれ

まだその匂いが残るケージ

床材全部交換とケージ消毒


例によって掃除の邪魔の達人に変身したフッキー。床材を掬うちりとりには載ってくるし、ちりとりを齧りに来る。いつも困るのはせっかくケージ内を掃き清めてからのおもらし。それも一箇所だけじゃない。


掃除も大部分終わる頃、ホイールを入れ、ペレット入れを入れてからワンカップグラスを久しぶりに設置。これ、ホリホリシミュレータと呼んでいる。縁に噛み付くは、中に入って高速ホリホリ。デブなので入れないと思っていたらスンナリ入っていった。ホリホリは腹ばい、横向き、そして仰向けで夢中でホリホリ。かなり気に入ってもらったようだ。


フッキーの一番のお気に入りの場所、一輪挿しの中は床材でいっぱい。それに積年の糞尿。これがこびりついていてなかなか取れなかった。水を入れて柔らかくして最後は雑巾を入れて拭き取り。


長いこと床材交換をしていなかったので、床材の山にダイブしたり床材を咥えて走り回ったり大忙し。爪研ぎ用に入れた素焼きの植木鉢やホイールそしてペレット入れも全部水にジャブ付。みんなピカピカ。


発見したこと。フッキーは爪研ぎ用に入れた素焼きの植木鉢がトイレ。彼は必ずここに糞も尿もする。とかくねじぃはどこでもトイレと思われがちだが彼は意外に几帳面。しかし、ケージ内の他の場所に糞尿がないかといえば結構あったりする。単なる気まぐれか。


明日あたりxevy=anneのケージもする予定。その後はツンツンbsのケージ。しかし、ゴミ出しの予定もあるので一度に全部できないのが悩むところ。何しろ一つのケージの床材は有料のゴミ袋の半分以上になるのだから。

依存症初期症状

朝一のおめざににはいつもキャベツだが

bb.フォイラー何故かこれを受け取らず

前足を手にかけ腹をこすっていくばかり

旨い麻の実かヒマタネだけを狙ってくる


キャベツを取ってそれを食べたらおさつをあげようかなと思っていたんだが。今日はおあずけだ。それともスーパーで貰ってきたキャベツの鮮度が落ちていてお気に召さなかったか。確かに萎れてはいたが。


まだ我が家にやってきたばかりなので、悪い癖をつけてはこの先大変。朝一で麻の実やヒマタネなどの嗜好性の高いおやつを与えていたら「おやつ依存症」になってしまう。そうなると普段からペレットも食べなくなってしまい、栄養が偏ってしまう。彼には酷だが今朝はおやつなし。水の差し入れだけ。


これまでの記事の訂正だが、我が家のねじぃには一度に7,8粒のニッパイの中くらいのソフトタイプの数、実はこれ夜と朝の2度同じ個数を与えている。夜8粒、朝は夜の残りに足して夜と同じ個数に。だから活動的な個体には1日におよそ16粒。


残念ながらペットショップで与えている小粒は数えるのが面倒なので我が家に迎えたばかりのときだけ。そして環境に慣れたらほかと同じペレットに。標準で一個体辺り14粒。それ以後は体重の変化とペレットの残り具合を見ながら増減。


bb.フォイラーだけの特異な癖は腹をこすりつけてくること。腹の臭腺をこすりつけに来るつもりらしいが手にはその臭腺は当たらない。同じように腹の臭腺をこすりつける癖を持つのがフッキー。こちらは床にこすりつけるので歩いている時時々姿勢を低くする。


この臭腺をこすりつける癖はほかのオスには見られない。女の子には全く見られない。匂い付けは縄張りを主張するものか。だとしたら縄張り意識が特に強い女の子がしてもおかしくはないんだが、不思議にそれを見たことがない。

ブラックジャービル #2

貪欲なほど猛烈な食欲で

動作活発脅威の身体能力

丈夫で健康に絶対の自信


好奇心旺盛で人懐っこい



なんで突然ブラックジャービルかというと、あと20日もすればxevy=anneが我が家にやってきて丸一年に因んでのこと。このxevy=anne,これまでのブラックジャービルの中でとにかく一番可愛い。


振り返ると我が家には、ノーマルのガッツとライラックのライラが産んだ5匹のうちの2匹がブラックジャービルだった。他の2匹はガッツと同じノーマルだった。それ以来いつもブラックジャービルが我が家にはかならずいる。それだけ熱烈ブラックジャービルのファン。


野生下でノーマルのペアからブラックが生まれるなんてとても不思議。ノーマルは腹の部分は白で体全体はほとんどがきつね色。そのきつね色の毛先にほんのりあるのが黒。その親がかすかに持っている黒い毛を全身にまとって生まれてくるなんて。


これはnanoの勝手で突飛な推測だがブラックジャービルはもしかしたら「ジャービル」という種が絶滅するのを防ぐのに重大な一役を果たしたかもしれない。飼育下での高い身体能力や強い生命力の観察から想像させる。


そして、黒ジャービルはもしかしたらただのジャービルから進化しつつある新たな種なのかもとも思ってしまう。それだけ特別。