ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ブラックジャービル

かすかな光をさえも反射して

つやつや毛並みはピッカピカ


毛色と同じ大きな瞳キラキラ


一番美しいのは黒ジャービル




スナネズミと呼ばれるジャービル。でもその毛色はねずみ色じゃない。カラージャービルと言われるほど毛色のバリエーション豊かなジャービル、スナネズミ。そんな中で光を反射して体表面に無数の光の点を作り出すのは黒ジャービルだけ。毛色と同じ大きな黒い瞳だって毛の色に負けてはいない。キラキラ光るその瞳は好奇心の塊。


黒いジャービルの魅力はその見た目だけじゃない。実は群を抜いて大変な食いしん坊。それだけに体は丈夫、病気を寄せ付けない。病気をしても回復が早い。そしてずば抜けた身体能力も魅力。とても活動的。食いしん坊なだけに人との接点豊富。それだけヒトに懐きやすい。ただし長寿のためには過食は禁物。常に体重管理をしていくことが大事。


余談:引きかけた風邪がほぼ抜けた。ジムでシャツが濡れたら着替えるくらい用心していたのに、不覚にも買い物の最中にくしゃみが止まらないほどの状態に。風邪を引くのはいつも商業ビルの中。幸い今回は2日ほどで風邪が抜けた。風邪を引く度に健康であることのありがたさを痛感。

ガサザラ

大抵の子はフワフワサラサラなのに

bb.フォイラーはガサガサザラザラ


柴犬の頭をなでたときみたいな手に


ブラッシング有効砂浴びは効果なし



ハムスターにしてもねじぃ、スナネズミにしても感激するくらいフワフワサラサラ気持ちいい。彼らが小動物だったので毛皮のために殺されなくてよかった。しかし、この秋我が家の一員になったbb.フォイラーだけは例外。furはいつもゴワゴワ、彼を触るとその後いつも必ず手を洗わないではいられない。まるで柴犬の頭を撫でた後みたい。


こちらから触るだけじゃなくて彼には他の個体には見られないおかしな壁があって、身体を半身にしてnanoの手に体を擦り付けてくる。まるで体の中心にある臭腺の部分で匂いつけするように。でもそのときはたいてい臭腺は手に当たりはしない。


ネット上にはジャービルには砂浴びをさせなければいけないとかの書き込みが。しかし、我が家では常習的に砂浴びをさせている個体はない。食いしん坊のあまり砂を食う奴はいるけど真面目に砂浴びする個体なんか皆無。それでも毛並みはきれい。


bb.フォイラーの毛並みがあまりにゴワゴワなのでついに彼にも砂浴びをさせることに。ところが彼は砂ツボには飛び込むものの砂をホリホリするばかり。砂浴びなんかしやしない。


そんなわけで彼が掌の上でおやつを食べているときにブラッシング。身体が小さいのでブラッシングはかなり大変。個体によってはブラッシングに激しく抵抗するけどこの子は素直でなんとも感じていない。このブラッシング、彼にはかなり効果的。相当サラサラに。


ブラッシングのブラシで思い出すのは、初めて飼育したガッツのこと。彼はブラッシングは言うに及ばず、ブラシそのものが大嫌いだった。ブラシを見るなり飛びかかってきて齧り放題だった。


野生で同じ地域に住むハリネズミは食べ物をめぐるライバルだったに違いないということを思わせる行動だった。ブラシは見ようによってはハリネズミの針にも見えるのかも。普段はおっとりおとなしいガッツが見せる食べ物に対する執着心の強さだった。

遺族たち2

このところ男の子たちに異変

なんと鼻先の出血やにじみが

女の子にあるが男の子には稀

それは遺族の男の子たちだけ



鼻先に出血や血のにじみがあるのは、愛妻に先立たれたフッキーそして兄弟のライリー=ホイランを失ったツンツンbsの生き残り、遺族であるワイショーとクロベール。これまでめったに鼻先を痛めたことがなかった男の子たち。


これら3匹は今だに「愛する亡き者)を探し求めている模様。床材をほじくり返したり狭い隙間に鼻を突っ込んだりを繰り返していてその際鼻先を痛めているらしい。このようなことは男の子たちはあまりしない。だから男の子たちが鼻先を痛めることは極めて稀。逆に女の子は鼻先の皮が固くなって怪我をしなくなる前まではいつも血だらけ。


ねじぃたちを擬人化してみるつもりはないが「遺族」たちは淋しげに見える。でも、それは実は立て続けに2匹を失ってしまった飼い主であるnanoの心情を投影したものにほかならない。


このところねじぃたちのケアを始める前のワクワク感が少し下がっている。それはつい、「あの子達はもういないんだ」という思いが先走るからかも。


もしかしたら本当の遺族はnano自身かも。