ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

気がつけば爺さんs!

いつまでも元気で幼い気分も

彼らにも知らない中に老いが


調べると生まれは2014年


すでに800日を過ぎていた



ツンツンbsの話。ジャジャミーナの誕生日を確認するため調べていると古い「動物販売管理台帳」を発見。その中で意外な発見も。なんと、彼らはとっくに2歳を過ぎてもうじき2歳10ヶ月。それまであと2週間。


このところ「ホイールラン命」のライリーホイランの食欲がめっきり落ちて体重も減少一方。老年期によく見られる傾向。そんなに年取ってんの? とか訊いてみたいほど。ということで調べてみたわけ。


若い頃から偏食が激しく、食も細いのにほとんど終日ホイールラン。それで痩せっぽちだと思っていたら、実は老いによる食欲と体力の減退が原因かもという結果が見えてきた。ライリー=ホイランは昨日あたりからめっきり食欲減退。


急がないとこのツンツンbsの子どもたちが作れない。実はこの子達を買い取ったときの構想は、この子らの中から次世代の子供の「ご先祖様」になってもらおうというものだった。その筆頭候補は親分気質で食欲旺盛ででしかも頑健な「男前」のワイショー。


「男前」なのはフッキーのほうが上かもしれないがこちらは今でも「ビビリヤン」、その点兄弟の中でも威厳があり気品さえあるワイショーのほうが「ご先祖様」候補としては断然上。男の子なら3歳近くになっても子供は作れる。


でも、急がなくちゃ、もう時間がない。花嫁候補はなんといってもお気に入りの真っ黒毛のxevy=anne。花嫁候補が真っ黒毛とはチト異様だがこちらはまだ1歳にもなっていない、ピッチピチ。

満2歳だが

気が付かなかったけど誕生日

とっくに過ぎちまってゴメン


我が家にはまれなヘチャ子は


ジャジャミーナ斜頸の満2歳



このジャジャミーナ、野生のままだったらおそらく満1歳どころか生後2ヶ月を迎えることさえできなかっただろう。食は細いし、どんくさくてしょっちゅうそこここで転落、そして動作も女の子にしては緩慢。そんな彼女は気づかないうちに満2歳をとっくに過ぎていた。遅ればせながら誕生日おめでとう。


ジャジャミーナは2014年10月生まれ。日付がないけどとりあえず15日生まれということに。そして来月にはxevy=anneが満1歳の誕生日を迎える。同じ女の子でこうも違うかといえるほど両者は違う。xevy=anneはドカ食いで体重も女の子の危険水域の今81ḡ。今猛烈なダイエット中。


xevy=anneは真っ黒毛でわがまま放題にして自己主張突出。やたらチュウチュウとうるさい。でも、超美女。白い毛はとても少ないのになぜか後ろ足はダークブラウン。不思議な毛色。が、この子の事は改めて来月の誕生日に。


で、ジャジャミーナの話に戻ると、とにかく手のかかる子。水を飲むのも手でずぅっとボトルを持っていてやらないといけない。斜頸になって以来後ろ足で立ち上がれない。さらに困るのは偏食にして食が細い上に、同居の激食いしん坊のフッキーが食べ物を奪いに来ること。


同居のフッキーは既に132gもあるのに、測っていないけどジャジャミーナはその半分以下の50ḡ台。測ろうとして体を持ち上げても斜頸になって以来暴れて手になじまない。暴れて手から落ちると大怪我するかもなので最近は手に載せないことに。


斜頸になって以来左目を真上にして見る景色が異様に見えるらしくパニックらしい。歩くと右に左にコケまくり。でも、その歩きは右回りだけかと思いきやまっすぐでも走れる。食が細いので筋肉も細り歩きはヨレヨレ。ホイールからもコケ落ちるのにタラタラと載って走ることも。最近は頭を真っ直ぐにして正視できる時間が増えた。


満2歳過ぎということは後1年半くらいは彼女の不自由な生活は続く。我が家では病気がなければ4歳近くまでは生きられる。でも、複数飼育のケージではダイエットコントロールが難しい。


もしかしたら病気を持っていない同居のフッキーのほうが先に行くかも。なんたってスーパーデブなので。デブは短命、それはクローが教えてくれた。かわいそうに彼は満1歳までも生きられなかった。溺愛しておやつを上げすぎたし、親兄弟の分まで分捕って食べていた。で、朝一のおやつを取りに来なかった日にお別れ。







冷奴

寒くなってるのに今頃冷奴?

なんて思わないで頂きたい

実は我が家の病人たちの主食

しかもどの個体にも大人気だ



斜頸のジャジャミーナ、糖尿病の疑い濃厚なライリー=ホイラン。どちらも激やせ、しかも極端に偏食家。さらにどちらも少食と来ている。まさに「困ったちゃんs」の2匹。このままじゃやせ細ってそのまま死にかねない。


それじゃだめじゃん、ということで体を作るタンパク質を与えねばということに。はじめは高野豆腐の乾物もいいかと思ったが、やはりみんなが馴染んでいる「冷奴」で。そのうち乾物も与えなければ歯が伸びすぎてしまうけど。久しぶりの冷奴にみんな夢中。


幸いなことに、この冷奴は皆おかわりでもパクパク。オサツなどは始めのひとかたまりは争うように食べるが、おかわりともなるとそっぽを向いてしまう。もちろん女の子もソッポ。この辺はヒトサマとは違う。


これでライリー=ホイランの食べられるメニューが増えた。何しろこの子の偏食はすごい。ちょっと前までは麻の実以外はヒマタネをいつも半分だけ。尖った部分はポイッだった。今じゃその麻の実にもソッポでたまぁに食べるくらい。


今はオサツ、冷奴そして最強おやつエゴマ。これじゃ健康に悪いんだけど食べないので仕方がない。終日活発にホイールランするくせに少食でしかも偏食、まさに「困ったちゃん」のライリー=ホイラン。