ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

何とかならんか、ペレット入れ

今のところねじぃのペレット入れは床置

しかし床材や糞をねじぃが蹴り入れ大変

ねじぃの水槽飼育ならではの最大の苦労

吊り下げできるガラスや陶製のものない?



国内ではねじぃの飼育者は少ない。だからねじぃ専用のものは市場に出回らない。小動物用の飼育用品のメーカーはハムスター用しか作っていないからしかたないかも。


アイディアはあるのだが、自作するとしたら陶製ということに。しかし、そのスキルもないし何しろメンドイ。陶芸を趣味にしている人を探して制作してもらおうかな。オーブン陶土じゃ強度が足りないことだし。


陶製のペレット入れ、水槽の壁面側は平でペレットを入れる側は4角か弧上で立ち上がり深さは浅いもの。器の中央上部は針金で吊るすための穴。ただし、針金を齧られないようにするため針金の太さ分の溝。


吊り下げ高さはねじぃが立ち上がって口でペレットを咥えられる高さ。ただし、このペレット入れを踏み台にして脱走されるおそれがあるため、ケージの蓋は一定の重さが必要。


絵心はないけどイメージ図を描いて近く小動物用品メーカーにリクエストしようかな。これはハムスター用としても需要はありそうだから。


余談:我が家で初めてのねじぃには「ラブカリット」という親指の先の一関節ほどの太さだった。1頭につき一日一粒。だからペレット入れは不要だった。床にポンと投げ込めばよかった。しかし、今ではそのペレットも入手不可能。代わりに小粒のものを与えることになったので入れ物が必要に。困ったことにペレットが床材などで覆われるとねじぃたちはペレットを探そうとしない。

おやつ考

ねじぃにおやつは考えもの

与える量が過ぎると依存症

そしてペレットにはソッポ

栄養偏り健康被害寿命にも



おやつも少量ならいいのだがついついその食べている可愛さにつられて与え過ぎになりがち。食欲旺盛の個体なら「おやつ依存症」になることはないけど、少食の個体はおやつだけに満腹に。そして「おやつ依存症」に。


「おやつ依存症」になるのはもちろんおやつの与え過ぎだけが原因じゃない。我が家での少ない例ではあるけどご紹介。大きなショックを受けた個体は「おやつ依存症」に。例としてはつがいにすることを試みたズシとキロポ。しつこく追いかけまわるメスにズシの一撃を加えた所逆襲されてきロポは大怪我。以後ヒマタネしか食べなくなった。


今一つの例は亡くなったばかりのジャジャミーナ。出産してすぐに我が子を死なせてしまった大ショックで「おやつ依存症」に。以後麻の実とヒマタネのほかはおさつだけ、ペレットは何故かかじって粉にするだけだった。


これからのおやつは葉物野菜が一番ではないかと。ただ困ったことにこれからフッキーと一時的につがいにしようとしているxevy=anneは野菜が大嫌い。これはなんとかしたい。度重なる異常気象で野菜が高騰しているのも辛い。


これは大事なことだが、「おやつ依存症」の子は皆早死しているということ。最長でも満2歳過ぎだった。おやつの与え過ぎ、ご用心!

ソワソワの前哨戦

パートナーのジャジャミーナを失ったフッキー

このままだと亡きジャジャミーナを探し続けて

心の健康を損ない最悪の場合寿命にさえ障りも

ジャジャミーナ似のxevy=anneとお見合いでは



いきなり同じケージという訳にはいかない。気性の激しい女の子が男の子に大怪我をさせかねない。ひとまず、互いに空のケージを訪問するということに。一度に2匹の個体を手にすることはできないので、まずフッキーをミニ水槽に移動。その後xevy=anneをフッキーのケージに。そしてミニ水槽からフッキーをxevy=anneのケージに。


双方ともケージの中を駆け回る。なれない環境に置かれたときの常。駆け回る中で特に特徴的だったのはxevy=anne。匂いを嗅ぎまくり。彼女は普段から匂いに敏感。これまで飼育してきた女の子も皆同じだった。フッキーもxevy=anneほどではなかったが正体不明の個体の匂いには気がついたらしい。


その後、ペットショップから彼らを入れてもらって買ってきたときの虫かごのプラケースにxevy=anneを入れてフッキーのケージに。互いに姿を確認した。双方かなり興奮。フッキーは何とかして中の個体に迫ろうと蓋の部分にしがみつき。と、ここで擬似ご対面は終了。


その後双方のケージに手を差し出すとどちらも迷うことなく直ぐに載ってきた。今では普段はこんなことはめったにない。nanoの手にはどちらの個体の匂いもついている。その匂いに誘われて載ってきたわけ。さては互いにフェロモンを出していたのか。


ここでこれまで記事にはアップしてこなかったxevy=anneの秘密をご披露。彼女はかなり男好きらしい。見た目も十分セクシーだが、背中の腰の辺りを指でとんとんと軽く叩くと、尻を高く後ろに上げる。雄を受け入れる仕草。


それだけじゃない。男の子を掌に載せておやつを上げたあと、xevy=anneにも同じことをすると時折そこで「ドスドス」をやる。nanoの掌の上でこれをやるのは彼女だけ。これまで飼育してきた女の子の誰もやったことはない。


その「ドスドス」は様々な感情表現の手段。もちろん仲間に危険を知らせる意味もあるが主に「嬉しい」とかの肯定的な感情表現に使われるらしい。彼女の「ドスドス」、かなりの迫力。1歩踏むたびに掌が思わず揺れるほど強力。


カップルが成立して交尾を確認できたら2匹を引き離そうと思う。その後出産した男の子をフッキーと同居させよう。そうでないとxevy=anneが連続妊娠してしまい体力や寿命に影響しそうだから。ジャジャミーナのケースを生かさなきゃ。


余談:
フッキーの体重の変化
ジャジャミーナの遺体撤去の翌朝 
 132gから127gでマイナス5g(1日で!)
それから2日後         
 127gから125gでマイナス2g(-1g/day)