ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

とうとうアートに

xevy=anneの食欲は底なし


おやつの時間が過ぎてケージに戻しても


おやつくれのジャンプを繰り返し


それをアートな遊びにしてしまった



おやつを平らげて、ケージの方に向けるとxevy=anneは素直にケージに着地。しかし、なおもおやつを求めてケージから脱走しようと躍起。nanoから遠く離れたコーナーでジャンプを繰り返す。何度も脱走未遂を繰り返してきた。


脱走されちゃかなわないので素早くケージのフタをする。すると今度はケージの蓋にジャンプして頭をゴツンゴツン。手前のガラス壁面から中を観察していると、おやつに限らず食べ物を求めて床面に鼻をつけて探しまわったり、ジャンプしたりと実に忙しそう。そのうち実に風変わりな行動をとった。


風変わりな行動とは、手前のガラス壁面から後ろに宙返りしてケージの真ん中に置いているハンペンレンガの上に着地するというもの。それはたまたま偶然なものかと思いきや、実は何度でも。ほとんどルーティン化している。面白いのは後ろに宙返りするとき体を半ひねりまでしている。


おやつくれくれという欲求をとうとうアートな遊びにしてしまったxevy=anne、すごい。しかし、これだけケージの中で忙しく動き回っているんじゃぁ腹が減るのも無理は無い。我が家に来てから20g近く増えているけどそれは肥満じゃなくて成長。でも、これ以上は太らないで欲しいもの。

49ers(ドカ食い屋達)

49ersというフットボールチームがある


我が家には49ersというねじぃたちがいる


我が家のそれはフットボールはやらない


しかも一つのケージにいるわけじゃない



49ers。我が家のそれは49を「よく食う」という意味。つまり「ドカ食い屋」のこと。3つのケージにそれぞれ1匹ずつ。新入りのxevy=anneとその前に我が家に来たフッキー、そして古参のツンツンbsのリーダー格のワイショーがそのメンバー。


我が家の49ersのうちかろうじて逆三角形のネズミ顔を維持しているのは新入りの女の子xevy=anneだけ。男の子のフッキーもツンツンbsのワイショーも顔は真ん丸。ワイショーなんて今は亡き小さん師匠みたいにふっくらほっぺ。


「天高くネズミ肥える秋冬」かはたまたケアの際おやつの与え過ぎか、それは謎。どの子にも等しく接しているがそれぞれの活動量や食欲の違いから個体差は拡大するばかり。よくよく振り返ってみればケアの際、始めに麻の実のおやつは良くないようだ。で、このところはおやつの量を最小限に絞っている。


かつてのペレットは「ラブカリット」という指先の一節ほどの大きなものを一日に1つずつ与えていたがそれはもう手に入らない。その当時でさえ食の細い子は途中で放り出し、食いしん坊はそれを拾って食べていたので個体差は小さくなかった。小さくなったペレットでも個別に与えて食べ終わったら次を、なんてとてもできない。悩む所。


ねじぃは一般的には食欲旺盛。その食欲が飼い主とねじぃを結ぶ架け橋になっている。ケージに手を入れるとねじぃは手に寄ってくるし、食いしん坊は掌に載ってきておやつを催促する。そしておやつを与えると掌の上でそれを食べる。その姿は可愛いし、可愛過ぎるほど。


でも、気をつけなくちゃいけないのは食べ過ぎ、というよりそれぞれの活動量に応じた適量を与え続けること。だからそれぞれの個体に同じ量を与える必要はない。問題なのはいつも顔が真ん丸でどか食いする奴を作らないこと。それを続けるとそいつは間違いなく早死するか突然死する。


我が家のねじぃたちの最新の体重:

xevy=anne 63g

フッキー 112g

ジャジャミーナ 63g

ワイショー 109g

クロベール 97g

ライリー=ホイラン 87g

フッキーとジャジャミーナはつがいなのにその体重はダブルスコア的。ツンツンbsの3匹は10gずつ違い最大最小の差は何と20g。

ゴロッとしてきた!

フニャフニャのはずの女の子が


このところゴロっとしてきたが


食が細くヤセのジャジャミーナ


はてまたご懐妊あそばしたかな



ジャジャミーナ、今63g。つい先日57gだったxevy=anneも今63g。こちらxevy=anneは猛烈な食いしん坊でおやつを平らげてケージに戻しても「もっとおやつくれっ!」とばかりケージの縁によじ登ったりジャンプしたり。ところがジャジャミーナはおやつを口元に持って行っても、すぐには受け取らずちょっとした間があってようやく咥えるほど食欲がとても控え目。


ところが、このところのジャジャミーナは殻を割って中身だけのヒマタネを渡したあとでもそれを平らげた後、さらにおやつを要求するようにケージの縁に飛び上がってくる。nanoの掌にはあまり載っては来ない方だが、最近は時折載ってくる。また、掌の上でおやつを食べるようにもなった。これまでは掌に載せてもすぐにケージに戻りたがっておやつを全く受け付けなかった。様変わり。


そして何よりの大きな変わりようは体、とりわけ腹部がゴロッとしてきたこと。別に故意にお腹を触ったわけではないけど、お腹に掌が触れることはママある。普段なら女の子のお腹はフニャフニャで存在感がないけど妊娠していたりするとお腹は固くゴロッとしてくる。


お腹の「ゴロッ」と食欲の急増進は妊娠の可能性が大であることを知らせるもの。この先体重が70g台になると出産はもうすぐ。初産が1匹、次が2匹、何れも育てきれずに亡くしてしまった。今度は3匹か。でも、今度こそ無事に育て上げて欲しい。


その前に床材を交換してしばらく彼女を刺激しないで済むようにしなくちゃ。また、小さな隙間を作る障害物を撤去しなくちゃ。前回はこの隙間に子供が潜り込んで行方不明に。子供を見失いジャジャミーナがパニック。結果育児放棄。


出産は今月末か来月始め頃かも。