ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

トライアングル

ごはんですよ~とか呼ぶ時


鐘や笛で合図ってよくある


トライアングルで試してみた


ケージの蓋を開けてビックリ



数少ない貴重な読者の皆さん、ご無沙汰しています。大学の長い長い春休みを思い出す程の長いブログのブランク。にほんブログ村のランキングはともかく、極めて少ない読者のためには投稿を続けなけりゃという思いで投稿。今回は高い音はねじぃのストレスになるというお話。


百均のおもちゃのトライアングル。デキが悪いだけに叩く辺によって音の高さが違う。まぁネズミに聴かせるんだからそんなことはどうでもいい。で、ケージのフタを開ける前に叩いてみた。


いつもの様にまず、xevy=anneのケージの蓋から。彼女はいつもの様にホイールの下に隠れていた。少なくてもそう見えた。しかし、それがいつもとは違うことに気がついたのは、彼女の尻尾に軽く触れた時。


尻尾など体の一部に触れると彼らは必ず反応する。しかし、その時は全く反応無し。ホイールをどかして体に障っても動かない。それは予期しなかった「気絶」だった。意識が戻ってもパニックでケージの中を走り回るし、空き瓶のシェルターに潜ったきり出てこない。その中に大好物の麻の実を投げ込んでも食べようとはしない。


大きな物音でねじぃが気絶することは今は亡きズシで経験済み。彼女が我が家に来て日も浅いある日、金属製のゴミ箱を不注意で倒したことがあった。それが倒れた時かなり大きな音。ケージのズシを見ると全く動かずケージの隅でうずくまっていた。体に触れようとすると弾けるようにした普段と違って触れても全く動かず。気絶だった。


ねじぃのコミュニケーションは超音波によると言われる。当然ヒトサマには聞こえない。また、我々はオーディオのチェックレコードなどで経験していることだが、周波数帯によって音の強度は異なることに気がつく。同じ強度で録音されているのだけど。


トライアングルの音はあまり大きくしたつもりはなかったけど、ねじぃには怖ろしく大きな音に感じたに違いない。それが気絶に繋がるほど。xevy=anneには気の毒なことをしてしまった。もう彼らには合図なんていらない。ケージに近づいただけで彼らはおやつや水を貰えると、地団駄踏んで待っているのだから。


ねじぃと音に関して、彼らが高い音について極めて敏感だというその他の記憶。爪切りのカチッという音。電子ライターのカチッという音。何れの場合も耳がピクッと動く。そして警戒姿勢になる。


余談:「すごいH本」

最近ジムでエアロバイクを漕ぐ時「すごいH本」を読むことにしている。といっても「すごいH本」とはhaskellコミュニティーでは「すごいhaskell楽しく学ぼう」という、プログラミング言語haskellの入門書のこと。

うかつにも買って来たばかりの白菜を放置していたら腐って汁が出てその本を濡らしてしまった。本が濡れると始末が悪い。ページが癒着して開けないことも。そこでジムで一ページずつ引っ剝がしながら開くことに。勿論しっかりお勉強も。夢中で読むうちに減量も。

激ヤセ

相変わらず活発な動きでホイール・ラン


変わることなく水飲みも長々なんだけど


気になるのはいささか痩せ過ぎである事


女の子のように柔らかな体つきも体重も



ツンツンbsの中で最も身軽で敏捷なライリー=ホイランのこと。我が家に迎えた頃からホイール・ランが大好きで終日走っていた。


彼の体重が如何に異常かは兄弟と比べてみると一目瞭然。3匹の中ではクロベールが理想的。几帳面で保守的な彼の食事習慣で成し得たもの。ワイショーは明らかに肥満。そしてライリー=ホイランは明らかに痩せ過ぎで、むしろ激ヤセとさえ言える。

 ワイショー            114g

    クロベール             98g

 ライリー=ホイラン 73g


彼の体重は健康な女の子並みに軽い。もっとも、女の子におやつの与え過ぎで体重が90gを超える個体も世間にはあるらしいけど、それはねじぃへの愛が足りないかも。女の子に限らず男の子でも肥満は大敵。決して長生きできない。


以前から気になっていたのが彼の水の大量摂取。糖尿病患者が異常に喉が渇き、水を頻繁に且つ大量に飲むことは知られている。一時期彼は兄弟の中で一番のデブだったことも。彼が糖尿病ではないかということが強く疑われる。


ねじぃ、ジャービルは見た目では病気かどうかはわからないことが多い。この際彼は糖尿病と断定して食事療法を採るに越したことはない。これからは彼の体重に注意しながらタンパク質をより多く与えていくことにしたい。


彼の激ヤセに気がついてよかった。知らずにいたらある日突然…てなこともあったかも。早く体重戻せよ。

全員脱走!

リビングでお茶してると目の前にライリー=ホイラン


おいでおいでと両手で呼び寄せると迫ってきたんだが


さすがに手の中に収まりたくはないらしくやや躊躇


が、すかさず身柄を確保したまでは良かったが….



かなり長い春休みmodeだった。


彼をケージに戻そうとするところで、すぐそばでもチラっとネズミの姿。ケージの中を覗いてみるとライリー=ホイラン唯1匹。さてはツンツンbs全員脱走か。


以前ライリー=ホイランとワイショーが脱走した時にはケージの中でおりこうにも「お留守番」してたクロベールまでも脱走とは。とすると厄介。彼は食いしん坊だけどやたらに小心者。めったやたらにはおびき出せない。


それでもなんとかクロベールをケージのそばで手掴み。最後には尻尾を掴んでケージに。尻尾の皮が取れなくてよかった。あれが取れてしまうと再生できないらしいから。危うく禿げ尻尾にするところだった。


最後に残ったのがワイショー。こちらはワンカップ・グラスでおびき寄せてそのままinで御用。一番楽に捕まりそうな個体が最後になった。リーダー格だけに安々とは捕まらないぞという逃げ方だったが、「穴の中が大好き!」な奴らの弱点をついて御用に。


実はこの集団脱走の原因はnanoにあり。ねじぃたちのケアをしている時に宅配便が届いた。ケージの蓋を閉め忘れて応対。その応対をしている間に集団脱走と相成った。ケージの蓋を開けるといつもケージの縁までジャンプしてくる連中への注意を怠ったわけ。猛烈反省。


ケージに戻った連中には麻の実のおやつと水。これはいつもの”welcomeback”の儀式。それにしても脱走したのが男の子で本当に良かった。女の子だったらこんなに簡単には行かない。まず、手掴みではほとんど絶対に捕まえられない。それに簡単にはおびき寄せられない。それだけ慎重。ケージに戻そうとする時だって脱走を図るし。