ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

記憶?

団地の花壇の笹の根起こし


作業の後手洗いするも土は手に


xevy=anne手の匂いをかぐことしきり


土の匂いは野生の記憶を呼び起こすのか?



早いものでもう2月。団地の理事になった関係で笹に覆われた団地の入口の花壇の笹を除去することに。冷たい北風が吹き時折小雨降る中での根詰まり状態の笹の寝起こしの作業。とても一日では作業は終わらず全体の1/5も寝起こしできないうちに作業は終了。


作業を終えて手を洗ったものの土は完全には洗い落とせず。薄っすらと土の汚れは手に残ったままねじぃたちのケア。xevy=anneは不思議そうにnanoの手の匂いをかぐばかり。いつものようにおやつ欲しさに掌に飛びのってこない。こいつがそんな様子だと怖くてたまらん。いつ噛み付いてくるか、ドキドキ。でも、彼女は土のニオイに興味津々。


xevy=anneばかりではなかった。どのねじぃも土のニオイに興味津々。どの子も生まれてこのかた土の匂いはおろか土に触れたことさえないはず。にも関わらず土に強い関心を示す。不思議。彼らは教えられなくてもできることは沢山。聞き慣れない音への恐怖、ドスドスという足を踏み鳴らす音は危険信号というのは共通認識。


ねじぃには学校なんてない。親が子に教えられることには限りがある。その分ねじぃは皆本能で生きている。しかもたくましく。全ては遺伝子に刻まれた記憶が彼らを動かすだけ。それだけにねじぃを観察していると発見はいっぱい。それも楽しい。

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