ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ノイチー逝く

ペレット食べなくなって

おやつだけの生活が続き

体重維持していたけれど

種類も限られついに逝く


前の日に上げたペレットが全く減っていない日が続き、、麻の実、米粒、麦の粒、そしてサフラワーの種、ヒマタネ、ふかしおさつなどおやつなら何でも食べた。しかも貪欲におねだりおかわりもしていた。でも、次第に好みのおやつが減っていき、しまいにはヒマタネしか受け取らなかった。同時に体重が激減。


元気に動き回るネズミが体重激減なのは食べないで痩せる場合。でもちゃんと食べている。では糖尿病かと思いきやその病気特有の頻繁な水のがぶ飲みは見られない。水は飲んでも一度に飲むだけ。彼女は飲んだら一気にすぐにそのまま全部おしっこに。


では彼女の激ヤセの原因はというと考えられたのは、不正咬合による食物摂取の激減かと歯を調べたが歯はちゃんと生えていた。これは以前飼っていた個体が下の前歯が折れて生えてこなくなったのでペレットを食べられなくなって短期間に激ヤセで経験している。


最後の結論としては腎臓疾患による多臓器不全。彼女が我が家に来てまもなく気づいたがネズミにしてはやけに水を飲んでいたこと。しかも、飲んだらすぐに大量に放尿。きれいな血液を体中に循環させることができなくて臓器すべてがダメージを受けていたらしい。水を飲むのは体中が熱くて異常に喉の乾きを受ける。彼女にとっては日々が苦痛に満ちたものだったに違いない。


チェコで去年の2月に生まれて我が家に来て1年と一月。実に短い生涯だった。ペットショップでも黒い子だったので引き合いがなかったらしく、人の手に慣れていなかった。一緒に日本に来た妹とはすぐに別れ別れになり孤独だった。だから全くなつかなかった。でも、食べ物には無性に執念を燃やしていた。おやつおねだりの連発。


短い一生だったが普通に生きたネズミと同じかそれ以上にしっかり飼い主に甘えることはできたはずだ。ジャービルは丈夫なネズミとして知られているが、こんなに早死する例もあるってことか。早死にする例としては腎臓病の他に糖尿病や癲癇も。


今回腎臓病と思われる症状で早死したノイチーだが、残されたオトコグミもやはり腎臓が悪いらしい。水をよく飲む。何やら嫌な予感。


ノイチーの冥福を祈る。また、日本ブログ村のスナネズミ地区の復活も。

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