ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ノイチー脱走

いつも朝イチに見るのに

ケージのフタを開けると

姿が見えないけど足音が

見ればケージの壁に大穴


脱走。しかも彼女が我が家に来てはじめての脱走。女の子の脱走は厄介極まりない。用心深いので簡単には人の気配のあるところには近づかない。しかも、寒さや空腹にも耐性が強い。姿ばかりか、生存を確認するのさえ極めて困難。実際、この6時間ばかりの間に姿を瞬間的ながら確認できたのはたったの2度だけ。


人の気配のあるところに近づかないので、普通の捕獲方法では身柄確保は極めて困難。ねじぃの捕獲には普通は竹の筒を寝かせておいてそのそばで番をしながらその中に入るのを確認して竹筒を立てれば捕獲できる。


が、女の子はそもそも竹筒のそばにさえ近づかない。人がそばにいれば。で、竹筒の中に麻の実などのおやつを入れてその場を離れてしばらくして中身を確認したらきれいにおやつを平らげていた。これで竹筒の中にはおやつがあるという記憶を植え付ける。そして人の気配を消してねじぃが竹筒に入るのを待つしかない。


脱走の手口だが、ケージ、それは人形ケースを寝かせたものだが、一面だけは厚さ3mmほどの薄いベニヤ。それをひたすらホロホリして破り、冬囲いのプチプチを食い破って脱走。それにしてもホリホリした穴の大きさが巨大。ねじぃ3匹が楽々通れるほど。


今現在も身柄確保はできていない。おかげで今日はジムにもいけない。身柄確保できなければ我が家のインフラに重大な被害が出かねないから。彼女の脱走の原因は空腹に耐えかねたからか。今朝、といっても起床したのは14時過ぎ。春はだるい。今三度目の姿確認。でも、すぐに消えた。

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