ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

困ったちゃんs~ブッコワッシャー!

目の前にあるものに形あるのを許さない


齧れないものでもとにかく齧って見る癖


ぶっ壊しねじぃの困ったちゃんs度ピーク


決して人を噛んだりしない天使のネズミ


ねじぃの困ったちゃん度のピークはなんちゅうても「ぶっ壊し」。壊すものは何でもかんでもお構いなし。飼い主が良かれと思ってケージに入れてやっても壊せるものならその日のうちにも壊し始める始末。


よくある例がシェルターとか俗に「ハウス」など呼ばれる木製のもの。木製やプラスティック製の玩具の類も同じ運命。すぐにバラバラ。活発なねじぃのためにホイールは必須。そのホイールが無傷でいられるはずがない。取りあえず使える状態だとしても少なからぬ傷があるはず。


これまで延べ13匹のねじぃを飼育してきたが、不思議にも完全に壊されて使用不能になったことはない。ただプラスティック製の脚をかじられてホイールが立たなくなったことはあるけどホイールそのものは無傷だった。それ以外のホイールはかじられて鋸刃状にはなったものの使用はできる。


ネジぃの「破壊活動」を見ていていつも不思議に思うのは、ヒトから見てこれは絶対に壊せないだろうというものを繰り返し壊そうとすること。例えばホイールのスティール製の脚、厚いガラスのシェルターや素焼きの植木鉢など。


その行為を理解しようとするなら、前歯が伸びるので歯を自ら削っているのではと推測される。ちょうどヒトの赤ん坊が歯が生え始めるとき母親の乳首を噛むように。だからそれこそ「いつも何度でも」齧ろうとするのだろうかと。せっかくケージに入れてやった「噛じり木」にもっと関心を寄せてほしいものだが。


「ねじぃの善意の理解者」としてはねじぃの破壊活動はもしかしたら結果的に今の地球を「豊穣の大地」にした大なる貢献者の筆頭格ではなかろうかということ。ねじぃが齧って切り刻んだ草や樹木が結果的に土に帰って行ったのではないかと。




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