ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

カムリン初脱走

オセロbsのケージの蓋がずれてる

部屋を出る時足があたったんだった

ケージの中を覗くとやはり一匹だけ

その一匹は黒、カムリンがいない!



視界の中で高速に移動する物体。それがカムリン。だが、さすがは男の子、おっとりのんびり。時折立ち止まってじっとこちらを見ている。間もなくnanoのつま先までたどり着くがすぐに消えた。捕まえる時間はなかった。


逃げた方向の通り道に竹筒。完全に入り切らないうちに筒を立てようとしたため3度も逃げられた。普通はこれだけ立て続けに取り逃がすと同じ手は通じないのだが、そこは相手がジャービル。お馬鹿さんなのだ。穴倉には盲目的に入りたがる習性の持ち主。


4回目のトラップは足元に。あっという間に近寄ってきた。脱走発覚からわずか10分で御用。女の子の脱走には手を焼いたが男の子はチョロイもの。ケージに戻すと留守番してたノブリンと鼻を突き合わす。これは彼らジャービルの挨拶のようだ。


脱走発覚は午後のこと。留守番してたノブリンも一人の間ものすごくナーバスに。おやつさえ受け取らない。ピリピリしていた。ケージに戻されたカムリンも神経ピリピリ。ケージのフタを開けるたびに、大急ぎで隠れる。脱走をきっかけに昔のように人懐っこくなればと思ったがほとんど野生状態に。これは女の子のノイチーも同じ。まるで彼らが我が家に来たばかりの状態にリセットされたようだ。

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