ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

猫っ被り

ペットショップじゃ床材被って

ケージの隅でじっとしてたのに

我が家じゃ一変しおてんば女子

被っていたのはもしかしたら猫



「猫っ被り」だったノッコ=mai。ペットショップで床材被ってケージの隅でじっとして動かなかったのが嘘みたい。これじゃペットショップで被っていたのは「床材」じゃなくて「猫」だったかのよう。ネズミなのに猫かぶっていたなんて。


彼女はケージの中でも外でも全くじっとしていることがない。激しく動き回りまくり。昨日の脱走だって危険性は予見できていたが、まさかあんなに早く実行されるとは夢想だにしなかった。


たしかに彼女の環境は我が家に来て一変。寒かったペットショップからホカホカの床暖房完備の我が家へ。そこで豹変してしまった。本性を表したというよりこれが本来の彼女自身なのかも。


じっとして動かないのは女の子らしくない。活発に動き回る「おてんば」こそが女の子の魅力。気性が激しいのも特徴かも。掌からケージに戻りたい時はnanoの指先を激しくホリホリ。それでも返してやらないときは噛みつき。ふと親指を見ると内出血。彼女が噛んだ後。nanoを噛んだのはこれまで全部女の子。


売れ残って1年近く10ヶ月をペットショップで過ごしたのっこ=mai,多分その間中あまり体を動かしてはいないはず。その分寿命が伸びるかも。あと3年はnanoのそばに居られるかも。この先彼女の出産可能期間はおよそ1年。


あと1年もすれば我が家では世代交代時期。彼女も次世代の「ご先祖様」になってもらいたい。目立った病気らしいものも見られない。彼女はきっといい母親になるはず。

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