ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

寛解か

旺盛な食欲がまず回復


固いものも少しは摂り


握った感じほぼ元通り


ほぼ寛解のカムリンだ



発病後一日に蒸したさつまいもを小指の先の3分の1か4分の1ほどしか食べられなかった日が一日か2日続いた。そのままでは餓死するのを待つしかないほどだった。おまけにカムリンはこれまで飼育した個体ほど食べ物のバリエーションが広くなかった。


これまでの個体は夏には冷奴、冬にはさつまいも、秋には棗の実、そして普段は米は生でも炊いたものでも食べていた。だが今の個体群はペレット、麻の実、かぼちゃの種、暇種、蒸かしたさつまいもしか食べない。口の中の腫れ物なら柔らかいものがいいだろうと思って冷奴を与えたが振り向きもしなかった。食いしん坊のノブリンも食べなかった。


2,3日前までは手で掴むとまだ肋骨の手触りが伝わってくるほどだったが、今日はそれはほとんど気にならないほどに。同居のノブリンに比べて運動量が極端に多いのでこれ以上は太ることはなさそう。


でも、発病を機会にカムリンに斜頸の疑いが。以前にも触れたが彼の右目は一見黒目だが実は赤目。なぜ右目が赤いことに気づいたかというと、、彼がnanoを見るときいつも右目で見ていて左目で見ることはなかった。4本足で歩くときも後ろ足で立ち上がったときも彼の首はいつも左に傾いている。


彼が斜頸であっても軽度のものなので健康上直ちに問題になるものではなさそう。むしろ首を傾げて見つめられると可愛い。そして彼の得意技である「寝ぼけ」のその顔は格別に可愛い。でも、寝ぼけから正気になるまでにかなりの時間がかかるのは問題だが。

固いものもボチボチ

少しは固いものも食べないと


前歯が伸びてやばいんだけど


なんて思っていたら食べてた


でも完食とまでは行かないが



病気療養チュウのカムリンの話。最近中粒のペレットから小粒のタイプに変えてみた。ちょっと前、試験的に中粒と小粒を半々にしてみたところ小粒には全く手を付けなかった。そこで全部小粒にしてみた。


ジャービル、ねじぃはとても保守的。見慣れないものには手を付けない。でも、見慣れないものしか食べ物がないとすれば背に腹は代えられないので食べるだろうと踏んだ。どうやら健康なノブリンの方は食べているらしい。でも、病気療養チュウのカムリンはどうか、心配していた。


夕方ケージの蓋を開けてみると、カムリンがペレット皿の前に座り込んでペレットを齧っていた。これで少し安心。前歯はちゃんと削られる。ただペレットを一つまるごと食べきってはいないようだ。かじりかけのものをあちこちにポイッと捨ててある。円柱状のペレットが丸くかじられてはいる。でも、今はそれでいい。少しずつでも大きな前進。


今はまだ麻の実の殻を割れないでいる。プライヤでパキッと割ったものを与えるとちゃんと殻を砕いて食べるが、割らないものを与えると割ろうと散々苦労するけどやがて諦めてポイと捨ててしまう。ペレットを少しずつでも齧っていると歯茎が丈夫になってやがては自分で麻の実の殻を割って食べられるようになるだろう。期待している。


今回は文字を大きくしてみた。少しは読みやすくなっただろうか?

とりあえず

固いものは食べられないけど

食欲が回復し少し肉が付いた

今すぐ死ぬことはなくなった

本チュウよりもnanoがホッと


カムリンの話。3,4日前までは体を掴むと細い肋骨がまるで小骨のように感じられた。今はその感がやや薄れた。肉が付いた証拠だ。しっかり薬を飲ませ、飽くことなく食べ物を与え続けた結果。飲むのを嫌がったが薬はよく効いた。


見た目も左の耳の付け根にあった腫瘍らしきもので耳が切れてなくなるかもと思われたがその腫れ物も傷跡も今はない。額にも血が滲んでいたがそれも消えた。玉袋の左側にあった目に見える大きな腫れ物もなくなった。口の中の腫れ物は投薬後まもなくなくなったらしい。確認できないけど。これで、今日明日のうちに亡くなるという心配はなくなった。


体力もかなり回復。具合が悪いときにもホイールランをしていたが今ではかなり高速ホイールラン。今の所発狂状態は見られない。これはいいこと。でも、いいことばかりじゃない。体力が回復するに連れ、深さ30cm以上あるガラスケージからジャンプして脱走を図ろうとすることしばしば。相変わらずわがまま放題し放題。また、発病前にはほとんど1分に1回位の頻尿が普通のネズミ並みに。でも、その量がノブリン並みに。つまり1回ドバション。まるで亡きノイチーみたいで気味が悪い。


それにしてもこのカムリン、全くニュースなやつ。我が家に来た当初はほとんど真っ白に近い子だったのに、だんだん毛色が変わりちょいと目にはライラック、でも腹はピンク・オレンジ。と思ったらそのうち尻に近い部分がワイルドに近い薄茶色に。でもワイルドにしては黒毛は少ない。


カムリンの一番の激変は発狂か。それと同時に頻尿に。それこそ1分に1回位。それからはnanoの手には乗って来なくなったし、掌の上でおやつを上げても食べなくなった。すぐにケージに戻りたがった。やたらにノブリンに八つ当たりし、猛烈チェイスや体当たり。今回の発病を機会に発狂以前に戻ったのは嬉しい。ペットっぽさリバイバル。でも、ドバション。


カムリンの右目はちょいと目には黒目だが実は赤目だった。彼の写真をアップしたとき赤目の写真になったと思っていたがそれは単なる勘違いだった。カムリンはやっぱりニュースなやつだ。見れば見るほど時間が経てば経つほど彼には色んな変化や発見が。


今一番の心配は彼が固いものを食べられないこと。これは歯や歯茎の問題より、もしかしたら腎臓障害により膵臓がダウンしたのかもという心配。そうだとすると余命は長くない。まだ1歳半なのに。


今少し様子を見なけりゃ。