ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

だめかも

小さな食べ物を持っても

前につんのめってコケる

すでにほとんど筋肉なし

やはり腎臓病の進行かな


人間なら腎臓の具合が悪くなると究極的には透析治療。でも、透析治療でも長く続けていくことは難しい。次第に臓器全体が衰えていき、やがては多臓器不全でなくなる。今、カムリンはその一歩手前か。彼が要求する限りは食べ物を与えてきたがだんだん受け取る量が減っている。餓死しない程度になってしまうがそれでも確実に終わりに近づいている。


ちょっと前でも痩せこけてまるで子供が大人の服を着ているように骨と皮だけの状態。その程度が一昨日より昨日、昨日より今日はという具合に加速度的にやせ衰えている。もしかしたらカムリンは今日か明日のうちにこの世に別れを告げなければいけないかも。


カムリンは死に直面していて苦しいかもしれないが、それでも兄弟と生活空間をともにしていてかすかな安らぎを覚えているだろう。また、同居のノブリンだって相棒がいるかいないかは大問題。特に彼はカムリンがいないと自分ではなんにも決められないほどいろんな判断をカムリンに依存している。最後まで同居を続けていくしかない。


傍で見ているのが一番つらいのは今。

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