ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

エール

発症から10日以上

君ならきっと復活する

普通なら死んでる筈なのに

旺盛な食欲が約束する


骨と皮だけみたいになっているのに、目はしっかり生きている。あどけなく可愛いのに鋭い目つきは変わらない。体に触れるとあまりにも細い骨が折れてしまいそうで怖いくらい。弟分のノブリンにも今でもしっかりイチャモン。


病になってちょっとだけいいことも。ある日突然気が狂って以来、nanoの手には載ってこなくなっていたが、まるで救いを求めるように再び載ってくるように。そして掌の上で物を食べるように。実に久しぶりの可愛い光景。


彼は少し体力が落ちたようではじめは暴れて薬を激しく拒否していたが今は比較的素直に飲む。もしかしたら薬が効いたのか、食べるとき首を左に傾けることなくまっすぐ顔を立てて食べている。でも、食べる時間は恐ろしく長い。暇種一粒食べ終わるにも10分以上。しかもひと粒を6個に分割して。看病にも時間がかかる。でも、看病の1分一秒さえも、癒やしのとき。


きっと奇跡とも言える復活を遂げて天寿を全うしてくれ。

×

非ログインユーザーとして返信する