ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ライリー=ホイランが

昨日86gで今日はなんと80g


たった一日で6gもマイナス


人で一日にー8%だと大騒ぎ


ねじぃは代謝量大の穀潰し



測ってなかったけど一時は100gオーバーはあったはず。それが今じゃ兄弟の中じゃ一番のヤセ。ほとんど彼が我が家に来た頃の体重。どか食いが突然食欲減退に陥るのは他の個体で経験済み。今は亡き長寿老婆のズシがそうだった。


今日の体重激減の原因ははっきりしている。それはペレットの補充忘れとおやつ支給忘れ。午前中にペレットを補充したまでは覚えていたが、うっかり昼のおやつやペレット補充を忘れていた。


それだけじゃなかった。ねじぃは今欲しい物以外には注意が行かないという癖がある。今夜のライリー=ホイランはおやつやペレットじゃなくて実は水を飲みたかっただけ。だから他の兄弟はおやつの蒸しオサツを素直に受け取って夢中で食べたけど、彼はまず水を飲みたかったのにオサツを差し出されたのでそれを無視。よほどのどが渇いていたと見えて兄弟の3倍位長い時間飲み続けた。


ねじぃは群れの中でそれとなく性格などに応じた役割分担があるらしい。ライリー=ホイランの属するツンツンbsではワイショーが群れのリーダーで、クロベールがホリホリ専門の建設大臣。そしてライリー=ホイランは見張り役の防衛大臣というところらしい。


だからケージのフタを開けると必ず彼が一番先にケージの縁に飛び上がってきて周囲を警戒。nanoはそれを気付かずケージの縁に掴まっている彼におやつを上げ続けた。だからおやつ欲し気な態度を示さなかったはず。ムッツリ食いしん坊じゃなかったんだ。


彼に対して同じように飛び上がって来ていたのはワイショー。こちらは明らかに「おやつクレクレ」という態度。が、おやつを食べているうちに太って今じゃ飛び上がってこない。


ライリー=ホイランが見張り役をしているうちにねじぃの誰もが好奇心旺盛な所からクロベールのような観光好きになったかも。ケージに隣接する予備の床材置き場に使っているミニ水槽に飛び移ってもすぐにその縁に飛び上がってやはり周囲をキョロキョロ。今にも飛び降りそうでハラハラする。


ライリー=ホイランの体重激減の今一つの原因は彼らの体質にある。呼吸が激しく体温も必要以上に高い。安静にしていてさえ大量のエネルギーを消費。更に彼らの異常なほどの活動の活発さでますます激しくエネルギーを消費。まるで軽自動車に3000ccのエンジンを積んでフルスロットルで走っているような「穀潰し体質」。


おそらく彼は午前中以来水を飲みたいばっかりにペレットも食べずひたすら活発に活動していたに違いない。ケージの蓋を開けた時蒸しオサツを与えても受け取らず、すぐにケージの縁に飛び上がった時にも麻の実を与えようとしたがそれも受け取らず。


ごめんよライリー=ホイラン、水を飲みたがっていたのに気付いてやれなかったのを。ねじぃが今何を欲しがっているかを飼い主は常に気遣ってやらないと餓死させかねない。今日はいい勉強になった。そして反省。

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