ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

脱走~反応

再びケージの壁破り

脱走しかも気配なし

生死さえ定かならず

逃走延々30時間も


年も明け、おめなんとかは言わないで済む時期になりようやく記事をアップ。事は我が家の唯一の女の子であるノイチー脱走の件。


脱走が判明したのは昨年暮れ12月28日朝の9時。ノイチーのケージの中にノイチーの姿なし。しかも、はじめのうちはどこから脱走したのかも不明。室内をあれこれ探しても「コトリ」という物音もせず。まさに「くのいち」のノイチー。


ペットの部屋に入るとき、ヒマタネの殻がありえないところに散乱。なんでこんなところに?というくらいだったが脱走後に空腹でヒマタネが入ったクロレッツの空き容器から取り出して食べたあとだった。


食べ物を物色したあとは他にも。食卓の椅子の上においていたもち米の袋に穴。ポロポロと何粒かがこぼれ落ちていた。椅子の上にまで登って食べ物探しまでするとは。恐るべき食べ物への執念。まあそのくらい空腹を満たしておけば、あちこちに転がしておいたゴキブリ対策の毒まで手を出さないだろうけど。少しは安心。どこかで服毒死している心配はないから。


というわけでその日のうちの身柄確保は諦めて、ジムへ。でも、翌日の朝に入っても彼女の姿さえ確認できない。物音を初めて確認できたのは昼前の11時過ぎ。姿を確認できたのはその30分後。孟宗竹のトラップで身柄確保を目指し、居間のソファで待ちながらトラップを転がす。しかし、トラップにかかりながら3度も取り逃がしてしまった。半端ない敏捷性。さすがノイチー。


12月29日はスポーツジムの年内最後の営業日。早く行かねば。しかも閉館時刻は20時でいつもより早い。焦りは募るばかり。そこで身柄確保を確実にするためトラップの取り上げ方を変更。これまではトラップに入ったときにトラップの奥の方を持ち上げていたが、入口側を持ち上げる方法に変更。これでようやく4度目にトラップに入ったとき捕獲に成功。


ケージに戻す前にケージの補修。なんと厚さ3mmのベニヤの壁に開けられた見事な穴をベニヤ板で塞ぎ、前回開けられた更に大きな穴はガラスで補修をやり直し。これで彼女のケージはほぼ全面ガラス張りに。もはや脱走は不可能。


脱走後の彼女の様子が一変。しかし長くなるので後日。でも、脱走の同期はカムリンからと思われるラブコールに応えたものかと。というのは食べ物も十分ケージには残っていたし、水もちゃんとあったから。そしてケージ内でキョロキョロするばかり。しきりに何かを探している模様。なにか聞こえる!

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