ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ブルブルッ

ねじぃたちの様子がおかしい


床材のありったけを隅に集め


どうやらそこで眠るらしい


そうとう寒がってる様子だ


ねじぃは結構寒がり。真夏だって寒がるほど。それもそのはず、彼らに触ってみると体が熱いくらい体温が高い。多分我々ヒトが運動するときにウォームアップするのと同様に常にウォームアップが終わっている状態に保つ必要があるのかも。それは彼らが被捕食者であることに起因するのかも。多くの肉食獣の中心的な食料になっている。


うろ覚えの記憶だが、狼の食料の6,7割は大型獣ではなく実はネズミ類だとか。ネズミの繁殖が即狼の繁殖に直結するのだとか。で、ネズミとしては食われちゃたまらんのでいつでも捕食者から逃れられるようにしていなきゃいけない。そのためには常にウォームアップ完了の状態を保たにゃならんというわけ。ジャービルが狼に遭遇する危険は少ないかもしれないが。


そこで最近の我が家のねじぃたちの異常行動について。オトコ組ではオセロbsのリーダー格のカムリンがケージ内の殆どの床材をコーナーに集めてその中に埋まるようにして眠るらしい。ケージの蓋を開けるとそのコーナーで寝ぼけた目でこちらに目を向ける。立場の弱いノブリンはガラス製のシェルターにこもっている。


おんな組では比較的寒さに強いのだがノイチーもケージの隅に床材を集めてそこで眠るらしい。小鳥の巣のように小高い床材の山の中央に体が収まる穴がぽっかり。頭しか見えない。隅で眠るので「ネズミ」というのがわかる気がする。


ねじぃがそんな眠り方をするので、ケージ周りをなお一層の冬囲いをしたがそれでもケージの隅の床材は散らされなかった。床暖房のスイッチを見て、「あっ、これか」と気がついた。ホットカーペットのスイッチがいつの間にか「強」から「弱」に切り替わっていたのだ。急ぎ「強」に切り替え。ケアするときに立ったり座ったりしているうちにスイッチに触れたしまったようだ。本当は今季一番の寒さの昨日以前に気がついていたらと悔やんだ。ごめんね。

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