ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

帰還後のジャジャミーナ

脱走からの帰還ねじぃは


概して鋭い目付きと動き


ドン臭い奴も例外なしで


でもそれ以外はドンクサ



またまた脱走ネタ。ケージのフタを開けると相変わらずケージの蓋に飛び上がってきて餌を物色。走るのも早いし、きょろきょろ首を振る様も鋭く早い。


しかし、ジャジャミーナのドンクササはそのまま。相変わらずケージの蓋の端から転落したり、更にはケージの蓋に飛び上がる前に飛び移る一輪挿しから滑り落ちたり。


脱走すると一般的には目付きが鋭くなりペットとしてはやや魅力減退。しかし、ジャジャミーナに限って言うとそうじゃない。むしろ魅力アップ。


それは、やや年をとったせいか白く長いまつげが災いして彼女のチャームポイントであるパッチリお目目が冴えない。そのパッチリお目目が復活。


こりゃぁいい。


ジャジャミーナの脱走

ジムから帰宅してお茶を飲んでると


すぐ近くでガサッとかドサッという音


見ればジャジャミーナの横顔がそこに


こいつが脱走したとなるとフッキーも?



「見つかったっ!」とばかりに急ぎ逃げようとするジャジャミーナを手掴み。女の子にしては猛烈にドン臭いジャジャミーナ。脱走犯になっても軽く手掴みで身柄確保できる。急いで同居者のフッキーが脱走していないかケージを覗く。幸いフッキーはケージに残っていた。あまりにデブなのでケージの蓋の狭い隙間からは脱走できなかったらしい。


ジャジャミーナをケージに戻しても何かをしきりに探そうとする様子。普通は脱走すると喉が渇くらしいので水を与えるが一向に水を飲もうともしない。それなら空腹でおやつでもと思って麻の実やヒマタネを与えてみても取ろうともしない。


やむを得ずケージに戻してもすぐにケージの蓋の上に飛び出す。いつもならそこでおやつを食べるのだが全くおやつには反応せず。ケージの蓋の上でもしきりに何かを探して後ろ足で立ち上がりキョロキョロするばかり。


結局、ジャジャミーナが何を探し求めていたのかはわからなかった。ケージの蓋から掌に載ってきた時おやつを与えたがやはり受け取らず。どの子にも共通するけどすぐに肘の方に走ってきたのでケージに戻した。そこでフッキーとイチャイチャ。


ジャジャミーナとフッキー、この2匹は実に仲がいい。日中暖房を切っていて夕方nanoの帰宅が遅れると、寒がるジャジャミーナのためにフッキーが仰向きに寝てその上にジャジャミーナがうつ伏せになって眠っている光景がしばしば。


何者ぞ!

近頃部屋に見慣れぬ生き物


キラキラ銀色の細長い昆虫


羽があるけど飛べはしない


その代わり異常なほど敏捷



初めて飼育したハムスターの頃には現れなかった。しかし、ねじぃ、スナネズミを飼い始めてまもなく「こいつ」が現れ始めた。


「こいつ」とは、正式な名前や生態は全く不明。わかっていることは、銀色の羽らしきものを持つ昆虫らしいということ、飛んでいる姿は見たことがない、ひたすら這いまわるだけだがその移動スピードが異常に早い。


その運動能力も抜群。方向転換は目を見張るばかりの巧みさ。ヒトに危害を加えるかどうか、何を栄養源にしているか、はたまたどこから侵入してきたか、全く不明。


その身体的特徴は、全長が1cmほどで幅は2~3mm。動いていなければその羽根が銀色なので細長い金属片に見える。しかし、いっときとしてじっとしていることはない。


侵入経路はいろいろ考えられる。一つはねじぃに寄生してその糞尿から発生したかもというケース。今ひとつはねじぃの食べ物からというもの。例えば、麻の実やヒマタネ。野菜などからというのは考えにくい。


ペレットなどからというのも考えにくい。それは製造過程で圧縮の際かなりの熱が発生するはずで虫の卵は生存できそうにない。


この謎の生物、ねじぃ(ジャービル)飼育の皆さんのところには現れていませんか? 情報お寄せ下さい。