ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

手乗りにはなったものの

ホイール入りで蓋をしてしまった

水さえあれば脱走しないだろう

それがあまりに甘かったぁ

脱走に味をしめ本格脱走



散々苦労して身柄確保のbb.フォイラー。水が欲しくて脱走したのだろうとケージに戻して水を与えるも全く飲まず。ふと彼の胸元に手を差し出すと勢い良く載ってきた。偶然かと再び手を差し出すとまたも。偶然じゃなかった。何度手を差し出しても載ってくる。


手に載って来てもすぐに肘の方まで登ってくる。彼の鋭い後ろ脚の爪で蹴られ続けて肘のすぐ下が真っ赤に。掌の上ではおやつは全く取らないし食べない。彼の興味は手から離れた「自由空間」。一度脱走した個体は野生のスイッチが入って眼がきつくなる。鋭い目つきで周囲をしきりに睨みつける。目が怖いぜ、bb.フォイラー。


なぜ手に載ってくるようになったか。手に載ってくると容易にケージの外の景色が見える。彼はそう直感したらしい。なぜなら差し込んだ手の肘がケージの縁に直結。腕のスロープを登れば外に出られる。そう考えたらしい。


手のひらに載ってもじっとしていないが、顎のあたりをなでなでしてやると「チュウチュウ」とよく鳴く。手に載って来て肘まで走り登るがその先にツンツンbsのケージの蓋。そこに降ろしてやると興奮してその上を走り回る。彼にはいいお散歩。そこでは興奮しているのでおやつを差し出しても全く見向きもしない。


このところおやつを差し出しても受け取らないことが多い。かなりの食いしん坊なのに。しかし、麻の実を差し出すと3回のうち1回は受け取るけど、大概は手に載ってくる。手に載ってくるのはいいができれば掌の上でおやつを食べてもらいたい。


余談:
最近町に出る楽しみがなくなった。以前は本屋と喫茶店に入るのが楽しみだったのに。本屋はどんどんなくなっているし、あっても求めている本をおいている店は少ない。プログラミング言語haskellに出会ってからの不幸。
喫茶店はコーヒーがおかわりできないとつまらない。結構飲むので1杯だけじゃ物足りない。いつも最低でも3杯は飲む。
こんな余談はむしろtwitter向きかも。

初脱走!!

脱走好きのねじぃがいるせいか

室内のコトリの音がいつも気になる

もしやとねじぃの部屋を覗くと

やっぱ初の脱走bb.フォイラー


寝かせた五月人形の人形ケースを転用したねじぃのケージ。浅いので21cmのホイールを入れると蓋が閉まらない。やむなく半開きの蓋に木っ端を挟み込んでホイールが回る高さに調整。


隙間の最大の部分ではねじぃが楽にすり抜けられるがこれまで幸い脱走はなかった。ところが今夜ついにbb.ホイラーは脱走を果たした。ねじぃはなにか欲しい物があるとそれに向かって一直線。可能なことなら何でもやるということをすっかり忘れていた。


今日もかなり暑かった。朝、毎週恒例の太極拳の朝練から帰宅してみると室温は既に30℃超え。bb.ホイラーは陶製の一輪挿しの上で腹這い。彼もかなり暑いらしい。ケージのそばにいるだけでこちらも汗タラタラ。とりあえず濡れタオルをガラス製のケージの蓋の上に。


夜帰宅して部屋に戻ると「コトリ」の音。ねじぃ飼育者にとってこの音にはとりわけ敏感に反応。急ぎねじぃの部屋を覗くとbb.ホイラーのケージを見るとケージの中にその姿が見えない。ケージの向こう側に、しかもけーじの外に彼の姿を確認。脱走だぁ。


幸いbb.ホイラーのケージは2つのケージの上に置かれていた。その2つとはジャジャミーナ&フッキーそしてxevy=anneのケージ。だからbb.ホイラーが畳の床に飛び降りるには1m近い高さを飛び降りる必要が。bb.ホイラーの臆病のおかげでそれ以上の脱走はなかった。自分のケージの周りをウロウロ。


しかし彼の捕獲にはなかなか苦労。逃げ足は早いし、巧みなフットワーク。何度目かの捕獲トライでなんとか両手で身柄確保。ケージに戻して水を飲ませたがかなり長いこと飲み続けた。暑さでのどが渇いていたと見える。そこで水を飲みたいばかりに脱走を試みたのは明らか。


とりあえずbb.ホイラーのケージからはケアの時に目が届くときだけホイールを置き、それ以外の時にはホイールを撤去するしかない。恒久的にはケージのかさ上げと床の補強、そして四隅の柱の補強が必要。しかし、蓋のヒンジを取り払うのはかなり苦労しそう。

命名~bb.フォイラー

とってもとってもビビリヤン


ホイールの上でも床の上でも


とにかくとにかくよく走る


名前はビビリヤンのランナーの意



我が家のねじぃの個体の名前はこれまでいつも直感的にすぐついた。しかし今回の仮名siebtの場合は実に苦労した。あまりに長いこと名前が決まらなかったので仮名をそのまま名前にしてしまおうかとさえ思ったほど。


しかし、siebtという「7番目のやつ」というと実はそうではない。だからそのまま名前にするには都合が悪い。多分彼は12番目位だから。彼が実によく走るのはとても印象的。ホイールランもよくやるしケージの床の上でも何かというと走り回る。


あまりに良く走り回るし、掌に乗せてもじっとしていない。で、まだ彼の写真を取れないでいる。とったものはとてもネット上にあげられるものじゃない。


名前の詳細は、bbというのは「ビビリヤン」じゃストレートすぎるので略称にして、フォイラーというのはドイツ語で「ランナー」のこと。残念ながら「フォイラー」というのは英語のアルファベットでは表示できない。ドイツ語特有のaウムラウトが含まれるので。


ビビリヤンのランナー、bb.フォイラー。