ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

通過儀礼か

鼻先パワーショベルや鼻先ハンマー得意


まいどそんなことやるからねじぃの鼻は


いつも傷だらけで鼻先の毛はハゲだらけ


傷が癒える時には激しい痒みでまたも傷



つい最近までのジャジャミーナがそうだった。眼から鼻先までの3分の1は毛が抜けて傷だらけでじゅくじゅく。やっと傷が癒えたかと思うと激しい痒みのためかまた傷口が開いてとかを繰り返し。そのジャジャミーナの傷は今はない。何度か繰り返したことで皮膚が強くなったか。


同じ経験を今xevy=anneが。はじめは鼻先が真っ赤ないちごのようになる傷。それが癒えると今度は鼻と口の間を負傷。呼吸のたびに鼻から血がブクブク出入り。その血が口元まで垂れて真っ赤。薬を塗るわけにも行かず、代わりにキャベツのおやつ。多少の化膿止めになるかと。


さらなる怪我を予防するため、齧り木は撤去。目につく糞はできるだけ拾い集め、ケージの中ではヒマタネはもちろん麻の実も与えないことに。これで傷の原因になる硬いものは少なくなったので新たな傷は減るかも。


鼻先の負傷は男の子も女の子も。しかし、男の子は鼻の穴のあたりに血がにじむ程度でそれ以上ひどくなることは稀。ところが女の子の場合は重症化することもしばしば。女の子は育児などで生活空間を常に快適にしたいと思うからかケージ内を頻繁にいじる。


そのいじり方がすさまじい。鼻先を床に擦り付けそのまま前進。床材をパワーショベルで押しまくるような行動。小さな体ながらかなり強力なプッシュ。さらにコーナーや物が置かれた場所と壁の間の隙間には鼻先をハンマーのようにして打ち付ける。こんなことをしていて負傷しないほうが不思議なくらい。


しかも、その頻度もすさまじい。我が家で初めて5匹の子らを産んで育てたライラなどは一晩に二つの床材で作った山を作った。また、鼻先は環境整備のためだけに使うものでもない。終日床に鼻先を擦り付け食べ物を探しまわる行動を取る。鼻先酷使。だから鼻先はよほど皮膚が強くないとすぐに負傷。鼻先を使っているうちにその皮膚は段々と強くなるんだろうなあ。


血だらけの鼻先をケアする仕草も痛々しい。傷が癒えそうになった時の激しい痒みに苛々して思わず片足をどんと床に叩きつけることも。でもそんなこんなも女の子みんなの通過儀礼なんだろうなあ。遠くない将来美しい真っ黒な毛並みの美女に復活してもらいたい。


今日、齧り木を撤去したのでペレットをハードタイプに変更したいと思ってペットショップに行ったが置いていなかったので取り寄せ注文。昔小さなペットショップで売られていた「ラブカリット」というものに酷似する親指の一関節大のもの。


余談:

兄弟の証の件、目下鋭意取材チュウ。何しろ体の小さな部分を撮影しなくちゃいけないので困難極まるもの。しかも、敵さんもじっとしちゃあいないと来てる。


nhkで多部未華子さんが出演していた。まだ子供だと思えた時は過ぎて大人に。歌もうまい。

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