ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ツンツンbs #1

3匹のオトコグミの兄弟


群れの名前はこいつから


おやつをめぐって奪い合う時


こいつがツンツンと鳴いたから



もちろん今ではツンツンと鳴いたりはしない。世間一般のネズミ同様チュウチュウ。我が家に来た当初、一体どこからツンツンという音声が出ているのかさっぱりわからなかった。他の2匹の一匹とおやつを奪い合う時いつもツンツンという声を聞くのはこいつが奪い合いに参加するときだけだった。で、声の主はこいつだと判明。


群れの名前がこいつの鳴き声に由来しているというだけではない。実は3兄弟のうちでもっとも体格が良い。それだけに猛烈な食いしん坊。何しろ我が家に来て新しいケージに移そうとする時いきなり指に噛み付いてきたほど。それはおやつの催促。勿論痛くも痒くもないアマガミだったが。


食いしん坊の証はなんといってもその体重。何と、ゴルハム並みの110gオーバー。始めのうちはケージのフタを開けると我先にケージの縁に飛び上がってきておやつの催促をしていたが体重が増えてデブになった今、さすがにその回数は激減。それでもケージの中では兄弟の分前をぶんどって食べるのは日常茶飯事。顔はすっかりタヌキ顔。


このワイショーの一番の特徴はその尻尾。全力疾走する時以外は常に尻尾をクルッと上に巻き上げていること。まるで日本犬の尻尾のように。nanoの掌でおやつを食べる時でも、よほど不安定な場所に座っていないかぎり尻尾はクルッ。飼い主の前でそんなにいばるなと言いたいくらい。


尻尾が殿様チックなだけにその振る舞いも親分風。兄弟の分前をぶんどっても取り返されたりはしない。取られた方は呆然としているだけ。そんな傍若無人な振る舞いだけにとどまらない。実は3兄弟の中であからさまに鳴き声を発するのはこいつだけ。


他のクロベールやライリー=ホイランの声はほとんど聞けない。ただ、このワイショーから遠く離れた場所で一度だけクロベールの小さな鳴き声を聞いたことはある。ライリー=ホイランに至っては我が家に来て以来その声を一度も聞いたことがない。どうやら声を発するのは群れのリーダー格だけの特権かもと思わせる事実。


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