ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

変な声

カムリンが変な声を発した

ねじぃから聞いたことがない


キュプキュプと5度も発した


まるでガラスをこするような



ねじぃが発する声はみな「チュウ、チュウ」と思うが、「クイ、クイ」とも鳴くことは少しは知られている。だがその他にもコミュニケーションの際いろいろな音声を発するらしいことはnanoは聞いている。


実際に我が家で観測された音声は次の通り。
今生存している個体から行くと、、上に書いてある通りカムリンの「キュプ、キュプ」。これはnanoの掌の上でおやつを平らげて彼をケージに戻そうとしたときに発したもの。状況からしてまだおやつを欲しい、ケージには返さないでくれという意思表示らしい。


また、カムリンは「ピー、ピー」とも鳴くことがある。これも「今の状態を維持させてくれ!」というい強い意志表示のように聞こえた。ちょうどnanoの掌にいる時胴体を抱えてケージに返そうとした時に発した。


すでに亡くなった個体たちについて言えば、つんつんbsのライリー=ホイランの「プクッ」。これは後ろ足で立ち上がっていて発した。まるで鼻提灯が弾けたような音。その後小首をかしげた。この音声が意味するところは未だにわからない。聞いたのも一度だけだった。


ツンツンbsで忘れてならないのはそのグループ名にもなった3匹の群れの中のアルファたるワイショーのこと。我が家に来たばかりでまだ彼らが幼かった頃、小皿に入れた麻の実を兄弟3匹が争って食べている時ワイショーが「ツンツン」という声を発した。状況から見て「そのおやつは俺のだ!」と主張しているように思えた。しかし、ワイショーは長ずるに従ってその「ツンツン」という声を発することは少なくなった。


ジャービル、ねじぃが発する声には彼ら特有のルールと言うか、仁義のようなものがあるらしい。それは、群れの中で声を発するのは群れのリーダー格つまりアルファのみで他は声を発することは稀で発するとしてもその声は極めて小さい。


群れのアルファの声についてはこの他にも不思議な現象を観測したが長くなるのでまた後日。

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