ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

贈り物

朝方は血が止まっていたワイショー

しかし夕方みると腹ばいでグッタリ

さすがの食いしん坊も食欲ダウン

朝は迎えらられそうになかったのに



夕方帰宅して彼の姿に愕然。ホイールの下で腹ばいになり、目は虚ろで立ち上がりもしない。いつもならどんなときでもケージの蓋が開くと立ち上がって水やおやつをねだっていたのに。野生にとって体が動かないという姿を見せるのはもう命はいらないと言うのと同じ。



時刻も時刻。動物病院で診てもらえる時刻でもない。彼は既に意識朦朧。痛みも感じない状態。病院に連れて行くにしても環境の急変によるストレスも命を縮める。静かに死なせてやるしかないという選択をした。床に就いても彼のことで胸がいっぱい。胸震え涙が出そうに。



ただ彼の奇跡的な回復だけは必死に祈った。なかなか眠れないうちに朝を迎えた。朝のケアは普段はxevy=anneから(注)だが今朝は特別にツンツンbsから。意外にもフタを開けると普段通りワイショーはこちらを見た。しかも負傷の後ろ足には血は付いていなかった。



彼が眠っていた植木鉢にも血は付いていなかった。同居のクロベールも必死で看病したに違いない。昨日朝入れたペレットも殆ど減っていなかった。とりあえずワイショーに水。後ろ足で立つのがつらそうなので彼が座っている所にウォーターボトル。かなり長いこと飲んで、腕がつかれた。しかし、嬉しい疲れ。



2月に満3歳を迎えたワイショーとクロベール。九死に一生を得たワイショーにとっては3歳3ヶ月目以降の命は「神様からの贈り物」だ。その「贈り物」はnanoにとっても同じ。思わず叫びたくなるほどの感激だった。以後のリハビリのためにキャベツを大いに食べてもらおう。傷口の化膿対策に。これからの3日間が特に大事。


(注)彼女からしないと他の個体の匂いが手について彼女に噛みつかれるから。


読書登録の皆様へのお詫び niceをくださった皆様のブログにまだアクセスできていません。お許しを。

×

非ログインユーザーとして返信する