ジャービル讃歌(100%)

癒しの”天使のネズミ”、ジャービル(スナネズミ、ねじぃ)の観察記を下手な詩とエッセーで。

ジャジャミーナ埋葬

冷たい雨がそぼ降る重い雲の下じゃ

埋葬には似合いすぎ悲しさいや増す


このお別れにはせめて青空の下でと


それを待ってジャジャミーナを送る



ジャジャミーナが産んだけど育てられなかった3匹の男の子が既に眠る側にジャジャミーナを埋葬。虹の向こうでは子どもたちは大人になっているのだろうか。この世からいなくなった先でも寂しくはあるまい。


残されたフッキーは予想した通り、ジャジャミーナが亡くなったあと一晩中ケージ内を走り回ってジャジャミーナを探し回ったらしい。ケージのフタを開けるとすぐに顔が見えた。ケージに転がした素焼きの2合鉢に載って外をうかがっていたらしい。水を見せると長いこと飲んでいた。かなりのどが渇いていたらしい。


フッキーは水を飲んだ後もせわしなくケージ内を歩き回り、ケージの上の方にも視線を送りキョロキョロ。ジャジャミーナが生きていた頃にはめったに見られなかったホイールランも何度も。見ていると同じところを何度も何度もぐるぐるとほとんど堂々巡り。ここにもいない、あそこにもいなかったという具合に。


生前のジャジャミーナがしつこいほどフッキーの毛繕いなどをしていたのに、フッキーは至って淡白でむしろそっけないくらいだった。でも、フッキーとジャジャミーナは相思相愛だったのだろう。そうでなければこんなにも夢中でジャジャミーナを探し回る行動は見られない。


フッキーの心の傷というか喪失感がしばらくは彼を苦しめるかも。しかし、彼なら一晩中ジャジャミーナを探して走り回っても飢えや乾きで死にそうになることはあるまい。彼には十分過ぎる蓄えがあるのだから。


ジャジャミーナの急死により我が家のブリーディング計画は変更を余儀なくされている。フッキーをあまり不安のうちに放置しておくのは問題。近いうちにxevy=anneとお見合いでもさせてみるか。でも、彼女は気性が激しい。間違ってフッキーが大怪我をする危険も。

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